家族用の防災テントを探していると、
「3人家族なら3人用で足りる?」
「少し余裕を持って4人用を選んだ方がよい?」
「3~4人用と書かれていても、実際はどのくらいの大きさ?」
と迷うこともあるのではないでしょうか。
結論からいうと、夫婦と子どもの3人家族で、着替えや短時間の休息を目的に使うなら、3~4人用の防災テントが候補になります。
ただし、家族全員が横になったり、荷物もテント内へ置いたりする場合は、3~4人用でも余裕が少なくなる可能性があります。
「3人用」「4人用」という人数表記だけで決めず、床面の縦・横、高さ、収納サイズ、重量まで確認することが大切です。
この記事では、3人家族を中心に、家族用防災テントのサイズ・大きさと選び方を解説します。
この記事でわかること
- 3人家族は何人用を選べばよいか
- 3人用・4人用防災テントの大きさ
- 使用人数だけで選ばない方がよい理由
- 組立時・収納時のサイズの確認方法
- 家族向け防災テント3商品の違い
※価格・在庫・ポイント・配送条件は購入時点でご確認ください。
家族用防災テントは何人用を選ぶ?
家族用防災テントは、家族の人数だけでなく、テント内で何をするのかを基準に選びましょう。
同じ3人家族でも、
- 着替えだけに使う
- 家族で座って休む
- 全員が横になって眠る
- 防災バッグや寝具も中へ入れる
といった使い方によって、必要な広さは変わります。
商品に記載されている使用人数は一つの目安です。家族が実際に過ごせるかどうかは、床面の実寸と高さを確認して判断します。
3人家族なら3~4人用が候補
夫婦と子どもの3人家族なら、3~4人用の防災テントが候補になります。
特に次のような用途であれば、床面約200~210cm四方の商品を比較しやすいでしょう。
- 家族3人で座って過ごす
- 子どもや家族の着替えに使う
- 短時間の休息場所を作る
- 小さな荷物をテント内へ置く
- 在宅避難中の空間を仕切る
ただし、家族3人が横になり、毛布や防災バッグも中へ入れる場合は、余裕が少なくなる可能性があります。
大人と子どもの身長・体格、荷物の量も考えて選びましょう。
4人家族は4人用の表示だけで判断しない
大人2人と子ども2人などの4人家族では、「4人用」と表示された商品でも、使い方によっては窮屈になる可能性があります。
3~4人用でも、
- 4人で座って過ごす
- 着替えや目隠しに使う
- 家族だけの区画を作る
といった用途なら候補になります。
一方、4人全員が横になり、寝具や荷物も入れる場合は、床面に余裕のある商品を選ぶか、休息用と着替え・トイレ用を分ける方法も検討しましょう。
3人用・4人用防災テントのサイズと大きさ
家族向けの防災テントには、床面が約210×210cmの商品が複数あります。
210×210cmの床面積は約4.41㎡です。
数字だけでは広さを想像しにくいため、購入前に自宅の床へマスキングテープなどを貼り、210cm四方を再現してみましょう。
その範囲に、
- 家族3人
- 防災バッグ
- 毛布やマット
- 水や生活用品
が入った状態を想定すると、必要な広さを判断しやすくなります。
テント本体以外のスペースも必要
組立時のサイズが部屋に収まっても、それだけで使用できるとは限りません。
実際には、次のスペースも必要です。
- 出入口を開閉する場所
- 家族が出入りする通路
- テントの外へ置く荷物
- 窓や換気口をふさがない距離
- 玄関や廊下へ移動する避難経路
在宅避難で使う場合は、出入口や避難経路、家具が倒れる可能性のある場所をふさがないように設置しましょう。
高さは着替えや圧迫感に影響する
今回比較する商品は、高さが約150~165cmです。
高さ150cmでは、多くの大人が中でまっすぐ立つことは難しいものの、座って休んだり、子どもが着替えたりする場所として使えます。
高さ165cmの商品は頭上に少し余裕がありますが、使用する人の身長によっては、立ったままの着替えが難しい場合があります。
着替えに使いたい場合は、床面だけでなく高さも確認しましょう。
家族用防災テントは使用目的で広さを選ぶ
同じ家族構成でも、使用目的によって必要なサイズや機能が変わります。
家族の休息場所として使う
家族全員で座ったり、短時間休んだりする場合は、3~4人用が候補になります。
横になって眠る場合は、家族の身長や寝る向きまで考え、床面に実際に寝転んで確認してみましょう。
人数表示だけでは、寝具や荷物を置く余裕までは判断できません。
着替えやプライバシー確保に使う
着替えや目隠しが中心なら、家族全員が同時に横になれる広さは必要ありません。
その代わり、次の仕様を確認しましょう。
- 出入口を完全に閉められる
- 外から中や人影が見えにくい
- 天井や扉を開けて換気できる
- 内部を仕切れる
- 照明を使用したときに透けにくい
政府広報では、避難所におけるテントやパーティションは、就寝場所だけでなく、着替え・授乳や子どもの居場所などのプライバシー確保にも活用できると案内しています。
荷物もテント内へ置く
避難生活では、防災バッグ、衣類、毛布、水などの荷物もあります。
荷物をテント内へ置く場合は、家族の人数分に加えて、荷物用の床面スペースが必要です。
テント外に荷物を置ける環境なのか、盗難や通路へのはみ出しが気になるため中へ入れたいのかも考えておきましょう。
簡易トイレは別空間も検討する
家族が休むテントと簡易トイレを同じ空間にすると、臭いや衛生面が気になる可能性があります。
設置場所に余裕がある場合は、
- 家族の休息用テント
- 一人用のトイレ・着替えテント
を分ける方法もあります。
家族用テントを必要以上に大きくするより、用途の異なる小型テントを組み合わせた方が使いやすい家庭もあります。
家族用防災テントの選び方
家族用の商品を比較するときは、次の5点を確認しましょう。
1.表示人数より実寸を確認する
「3~4人用」という表示は選ぶ目安になりますが、家族がどのように過ごせるかまでは分かりません。
組立時の縦・横・高さを確認し、自宅の床で同じ範囲を再現しましょう。
家族だけでなく、実際に使用する毛布や荷物も置いてみると判断しやすくなります。
2.組立時と収納時の両方を確認する
広げたときに使えても、自宅で保管できなければ備蓄しにくくなります。
ポップアップ式の円盤状収納と、フレームを分解して細長いバッグへ収めるタイプでは、同じ床面サイズでも収納形状が異なります。
- クローゼットや押し入れへ入るか
- 玄関付近に保管できるか
- 車の荷室へ積めるか
- 家の出入口を通して運べるか
まで確認しましょう。
3.重量と持ち運び方を確認する
重量が同じでも、収納時の形や大きさによって持ち運びやすさは変わります。
誰がテントを運ぶのか、子どもの手を引きながら持てるのか、車で運べるのかを考えておきましょう。
家族用テントは、必ず非常持ち出し袋と同時に運ぶ用品とは限りません。
在宅避難用として自宅に置くのか、避難後に追加で運ぶのかも決めておくと安心です。
4.設営と収納の方法を確認する
ポップアップ式は広げやすい一方、たたみ方に慣れが必要な場合があります。
購入後は収納したままにせず、平常時に一度広げて、次の点を確認しましょう。
- 家族だけで設営できるか
- 一人でも撤去できるか
- 収納袋へ戻せるか
- 付属品がそろっているか
- 説明書を保管しているか
災害時に初めて使うのではなく、事前に設営・収納を練習しておくことが大切です。
5.避難所で使えるとは限らない
家族用防災テントを購入しても、避難所へ自由に持ち込んで設置できるとは限りません。
避難所によってルールは異なります。世田谷区の一部避難所では、床や校庭を傷つけるおそれや、限られたスペースを共有する必要があることから、学校敷地内でのテント使用を禁止しています。
避難所への持ち込みだけを目的にせず、在宅避難でも使えるかを考えて選びましょう。
家族向け防災テント3商品のサイズを比較
ここでは、家族用として検討しやすい3商品を比較します。
おすすめ順位を付けるのではなく、サイズ・重量・収納形状・付属品の違いを見ていきましょう。
| 商品 | 組立時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 仕切り付き3~4人用防災テント | 約210×210×150cm | 約72×72×7cm | 約4.8kg | 仕切りカーテン・砂袋・銀シート付き |
| LandField LF-PST011-GY | 約210×210×150cm | 商品ページで確認 | 約4.2kg | ポップアップ式・天井開閉・アルミマット付き |
| LOGOS LLL プライベートシェルター210-BF | 約210×210×165cm | 約15×61×15cm | 約3.2kg | 透けにくい生地・床付き・段差のない入口 |
仕様や付属品は変更される可能性があるため、購入前に各商品ページで最新情報をご確認ください。
仕切り付き3~4人用防災テント
今回中心に紹介する商品は、組立時約210×210×150cm、収納時約72×72×7cm、重量約4.8kgです。
収納バッグのほか、仕切りカーテン、砂袋、銀シートが付属しています。
仕切りカーテンがあるため、
- 家族内で空間を分けたい
- 着替え場所を作りたい
- 簡易トイレの目隠しも検討している
家庭の候補になります。
一方、収納時も約72cm四方あるため、自宅で保管できるか、誰が持ち運ぶかを確認しておきましょう。
※価格・在庫・ポイント・配送条件は購入時点でご確認ください。
LandField LF-PST011-GY
LandFieldのプライベートテントは、組立時約210×210×150cm、重量約4.2kgです。
フレームの反発力で展開するポップアップ式で、天井と扉をメッシュにでき、側面と背面には透けにくい素材が使われています。重し用の巾着袋、収納袋、アルミマットも付属します。
最初の商品と床面・高さは同程度ですが、
- 仕切りの有無
- 天井の開閉
- 通気性
- 重量
を比べて選べます。
メーカーの取扱説明書では、使用前に一度組み立てることや、避難所で使う際は責任者の許可を得ることなどが案内されています。
※価格・在庫・ポイント・配送条件は購入時点でご確認ください。
LOGOS LLL プライベートシェルター210-BF
LOGOSのプライベートシェルターは、組立時約210×210×165cm、収納時約15×61×15cm、重量約3.2kgです。
室内が透けにくいシルバーコーティング生地、床面、採光用の窓、電源コード用ジッパー、段差のない入口などを備えています。
今回比較する3商品の中では高さがあり、収納時は細長い形になります。
- 少しでも軽い商品を選びたい
- 円盤状ではなく細長く収納したい
- 透けにくさを重視したい
- 床付きの商品を探している
家庭の候補です。
※価格・在庫・ポイント・配送条件は購入時点でご確認ください。
家族用防災テントに関するよくある質問
3人家族なら3人用と4人用のどちらがよいですか?
夫婦と子どもの3人家族で、座って過ごしたり短時間休んだりする場合は、3~4人用が候補になります。
横になって休み、寝具や荷物も中へ入れる場合は、人数表記だけでなく床面の縦・横を確認しましょう。
4人家族なら3~4人用で足りますか?
着替えや短時間の休息、家族用の区画作りが目的なら候補になります。
4人全員が横になり、寝具や荷物も入れる場合は、余裕が少なくなる可能性があります。
より広い商品を選ぶか、休息用と着替え・トイレ用を分ける方法も検討しましょう。
210×210cmはどのくらいの大きさですか?
縦と横がそれぞれ2.1mで、床面積は約4.41㎡です。
購入前に床へマスキングテープを貼り、家族と荷物が入った状態を再現すると判断しやすくなります。
大きい防災テントほど使いやすいですか?
大きいほど家族が過ごす余裕は増えますが、保管・持ち運び・設営に必要な場所も増えます。
また、避難所では大きなテントほど設置が難しくなる可能性があります。
家族人数、使用目的、設置場所、収納場所のバランスで選びましょう。
家族用テントを簡易トイレにも使えますか?
目隠しとして使える商品はあります。
ただし、休息場所と簡易トイレを兼用すると、臭いや衛生面が気になる可能性があります。
設置場所に余裕がある場合は、一人用のトイレテントを分ける方法も検討しましょう。
家族用防災テントは何人用かのまとめ
夫婦と子どもの3人家族で、着替えや短時間の休息を目的に使うなら、3~4人用の防災テントが候補になります。
3人で座って過ごすことが中心なら3人用も候補になりますが、荷物を置く余裕も確保したい場合は、4人用を含めて比較すると選びやすくなります。
ただし、家族全員が横になったり、毛布や防災バッグも中へ置いたりする場合は、「4人用」という人数表示だけでは判断できません。床面の縦・横と高さを確認し、家族と荷物が実際に収まるかを確かめましょう。
また、4人家族では、4人用と表示された商品でも、全員が横になって休むには余裕が少ない可能性があります。着替えや短時間の休息に使うのか、睡眠や荷物の保管まで想定するのかによって必要な大きさは変わります。
購入前には、次の点を確認しましょう。
- 家族で座るのか、横になって休むのか
- 荷物もテント内へ置くのか
- 床面の縦・横・高さ
- 組立時と収納時のサイズ
- 家族の誰が持ち運ぶのか
- 設営・収納を家族でできるか
- 避難所で使えなくても自宅で活用できるか
同じ床面約210cm四方の商品でも、重量、収納形状、仕切り、通気性、透けにくさには違いがあります。
今回比較した3商品では、
- 内部を仕切りたい方:仕切り付き3~4人用防災テント
- ワンタッチ式と天井の通気性を重視したい方:LandField
- 軽さ・高さ・細長い収納形状を重視したい方:LOGOS
という選び方ができます。
家族用防災テントは、人数表示だけで決めず、自宅の床へ実寸を再現し、家族と荷物が無理なく入るか、保管や持ち運びに問題がないかを確認したうえで選びましょう。
※仕様・価格・在庫・ポイント・配送条件は購入時点でご確認ください。

